エンカウンター・グループ経験と人間中心の教育研修会(旧有馬研修会)
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  有馬研修会は場所を神戸北野(三ノ宮)に移し、名称も「エンカウンター・グループ経験と人間中心の教育研修会」としました。

 日本に初めてエンカウンター・グループを紹介した畠瀬稔さんが1979年に立ち上げたワークショップです。長年、有馬で行ってきましたが、会場を神戸に移し、通い研修として開催します。

 参加者一人ひとりの「いま、ここで」の感じ、気持ち、考えを大切に進めていくエンカウンター・グループの原点に基づいて行いと考えています。

 学校、家庭、地域、企業等の教育に携わっている方や関心のある方はもとより、教育には関係なくても、自分自身や人間の成長や関係の改善・発展に関心をもたれている方、エンカウンター・グループを経験してみたい方など、どなたでも歓迎します。

 参考までにこれまでのセッションとコース内容を紹介します。

  • 小グループ セッション
    • ベーシック・エンカウンター・グループ   特定の課題をあらかじめ設定することなく,自由な話し合いやふれあい,他者や自己への理解,気づきを経験するグループです。
  • コミュニティ・ミーティング セッション  
    • 参加者全員でつくっていく大グループです。参加者がそれぞれの思いを話しあったり、聴きあったりしながら、全体の内容やスケジュールを決めていきます。参加者全員の声を反映しながら、全体の運営を行う組織のあり方を実現しようとしています。
  • スタッフ
    松本剛 (兵庫教育大学大学院)/水野行範 (人間中心の教育研究会)/大島利伸 (南山大学附属小学校)/八尾芳樹 (YAO教育コンサルタント)/村田進 (石川県立金沢西高校)/ 野近和夫(人間中心の教育研究会)/赤澤恵子(神戸カウンセリングセンター)/小幡浩次(大阪府立桃谷高校)

         
※食事は各自でお願いします。※スケジュールは案です。変更の可能性もあります。

運営に関して
 このプログラムでは、主催者が一方的にスケジュールを決めることはありません。参加者一人ひとりが自らの意志や内面の動きを見つめ、 お互いの意志を尊重し合いながら、このプログラム自体をつくり上げていくプロセスが重要であると考えています。スケジュール案を示してありますが、 実際のスケジュールは、コミュニティで決定します。
 また、スタッフも参加者も平等に自分たちのプログラムとして作成し、運営に参加していただければと思います。 また、次にあげるような運営に関する仕事についてもご協力をお願いしたいと思います。

参加に関して
 この会の運営は、PCAの考え方に沿って、参加者とスタッフが協力してすすめていきたいと願っています。そのためには事前の準備も欠かせません。 ご希望がございましたら、ぜひ事務局(申込先)までお伝えください。
 また、PCAの教育に関する資料や図書などを有償・無償で配布できるよう準備いたします。参加者もご持参ください。歓迎いたします。

お願い
*受付は第1日目13時から行います。13時30分までには受付を済ませてください。なお、やむをえず遅刻される方は、 グループ分けなどがありますので、予め事務局まで、ご連絡ください。
*駐車台数には限りがあります。六甲荘にご確認ください。

第45回「エンカウンター・グループ経験と人間中心の教育研修会」の申し込について
 有馬研修会は場所を神戸北野(三ノ宮)に移し、名称も「エンカウンター・グループ経験と人間中心の教育研修会」としました。
  • 日  時
    2023年12月26日(火)~28日(木)(通い研修)
  • 会  場
    ホテル北野プラザ六甲荘
    〒650-0002
    兵庫県神戸市中央区北野町1丁目1−14
    Tel:078-241-2451
  • 定  員
    24人 (申込順に受け付けます)
  • 参 加 費
    2万5千円(学生は2万円)
    ※(宿泊費・食費は含みません)
  • 問い合わせ・申し込み先
    小幡 浩次 事務局 ningen83@gmail.com   
  • 参加申し込みに必要な情報
    ①名前 ②所属 ③郵便番号・住所 ④電話 ⑤Eメール ⑥年齢 ⑦その他希望事項等
  • 郵送またはFAXでの申し込みの方は、まず、上記アドレス(事務局:小幡)まで
    メールでご連絡ください。改めて、こちらから連絡を申し上げます
  • 1.参加申し込みは12月19日までにお願いします。
    2.参加費は当日受付でお支払いください。
    3.宿泊については各自でホテル等にお申し込みください。
    4.咳、発熱症状のある方は参加をご遠慮願います。
    5.感染拡大状況によって、また参加人数が少ないときは中止とします。(場合によっては、オンライン開催になります。)メール等で連絡させていただきます。ご了承願います。
    ※参加にあたっては、マスクの常用をお願いします。
(参加申し込みで得た個人情報は研修の目的以外には使用いたしません。)

人間中心の教育研修会について
 この有馬研修会を母体として、「人間中心の教育研究会」が生まれました。伝統的な教師中心でも、また生徒中心でもない、 教師と生徒の人間性を尊重する教育理念やその実践を模索しています。活動としては、毎月の例会、夏の「人間中心の教育セミナー」を開催し、 機関誌やブックレット(会員には無料配布、既刊のものは有料)も発行しています。教師・保護者・学生や人間尊重の教育に関心のある方々の参加を歓迎しています。 なお、会員には「有馬研修会」および「人間中心の教育セミナー」は参加費が割り引きされます。
申込みは 水野行範 pca-mizuno@nifty.com まで
人間中心の研究会大阪事務局口座番号00910-2-107598 年会費3000円です。


スタッフからのメッセージ
 通称「有馬研修会」が発足してから四半世紀が過ぎる。ロジャーズ,C.の生誕百年を記念して出版された[現代のエスプリ]別冊『ロジャース学派の現在』の中で、 「ロジャース教育論の発展―フライバーグの教育改革を中心に」と題して紹介されたフライバーグの実践は、1969年に著されたロジャーズのFreedom to Learn、その改訂版である1983年のFreedom toLearn for the 80'sを経て、フライバーグがロジャーズとの共著の形で1994年に改訂したFreedom to Learn,Third Edition(第三版)を紹介したものである。フライバーグは、ロジャーズが唱えたパーソンセンタードの考え方が現在も実践されていることを「根拠」(evidence)にもとづいて、 具体的に示している。筆者がこのように説明したのは、論文の中で畠瀬先生が、直接アメリカに行かれてフライバーグに会い、 その実践を目の当たりにされてきたその報告が、パーソンセンタードの教育を生々しく伝えているばかりでなく、畠瀬先生ご自身が、 ロジャーズの研究室でフライバーグらとともに経験されたパーソンセンタードの実践をこの「有馬研修会」で実践されているという事実のゆえである。 また、ここから、「人間中心の教育研究会」が発足し、現在に至っているという事実のゆえである。さかのぼれば、1979年のことである。 「人間中心の教育No.1」(人間中心の教育研究会編,1984年秋号)の発足の趣旨を畠瀬(「人間中心の教育研究会」について)が述べているが、 そこから引用し、「有馬研修会」の今後の発展を期したい。 
「この研修会(有馬研修会)での体験が、日常の教育実践にどのように生かされ、開発されているか、その情報交換と同時に、 我々の研究と実践を社会に訴え、拡大していきたいというのが、この研究会発足の動機である。教育の現状を憂える声は巷にあふれ、 改革案も理論も数多く登場しているが、我々は"人間中心"(パーソンセンタード)の立場から教育改革に一石を投じようとしているのである」(p.1)。                 村田 進 
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